EXコイン(EXC) 超国家通貨を目指す日本発の価値保存機能付きトークン

更新: 2019年11月26日

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EXC

EXコイン(EXC)の開発者は、金融スペシャリストの房広治氏とベンチャー企業であるQUADRAC株式会社代表の日下部進氏です。

日下部進氏は、2005年までソニーに在籍し、非接触型ICカード技術「FeliCa(フェリカ)」を開発した人物です。さらに日下部氏は「NFC」と呼ばれる近距離無線通信の国際規格も作りました。
FeliCaとは、1枚のカードにICチップとアンテナを搭載する技術で、カードをリーダーと呼ばれる機器に近づけただけで簡単に決済が出来るものです。この技術は、Suica(スイカ)、楽天Edy(エディー)、WAON(ワオン)、Nanaco(ナナコ)といった各社の電子マネーや入館証などに活用されています。EXコインもこの技術を応用しています。


EXコインとは

Suica

EXコイン(EXC)は、キャッシュレス社会を加速するプラットフォームを提供します。さらに、既存の法定通貨の上位通貨になることを目指しています。
EXコインは仮想通貨の定義には当てはまりますが、仕組みとしてはデジタル通貨に近いものです。
その技術ベースはFelica(フェリカ)です。Felicaにプラスアルファの機能を付け加えたものなので、決済システムとしては完成した状態にあります。

国際規格であるNFCに対応しているため、世界中のあらゆる端末と互換性があります。世界最高水準のセキュリティを備え、運営コストが安く、誰でも簡単に使え、取扱い事業者ごとに付加価値を付けることが容易であるため、すでにある事業と競合せず協業することが出来ます。
したがって、金融機関や携帯電話業者、決済代行サービスなど様々な業種と提携をすることが可能です。

また、決済サービスシステムとして何処でも通用するように設計されているEXコインの特徴は、自国で独自通貨を発行するメリットの無い小国や発展途上国に対して大きな魅力があります。
金本位制が崩壊した時にケインズがバンコール(bancor)と呼ばれる超国家通貨を提案しましたが、それはUSドル本位制を目論むアメリカ合衆国の合意をとりつけることができず実現には至りませんでした。
EXコインは、「もしケインズが生きていたら、このような超国家通貨を作っていたのではないか」という予測のもとに開発されたと房広治氏は話しています。
参加条件は、EXコインをその国の通貨でその時点の価格で5000枚購入することです。それがその国の外貨準備高にもなります。
これは、かつてIMFがドルで実施した方法であり、誰も痛みを感じずに外貨準備高が世界中で増えたことで評価されました。

EXコインの最終的な目標は、世界の法定通貨市場の1%の時価総額をとることです。
現在世界に流通している法定通貨の時価総額を日本円にすると約1京なので、EXコインは今後100兆を目指すことになります。

EXコインの特徴

EXコインの特徴は、価値の保存機能、高いセキュリティレベル、低コスト運営などにあります。

価値の保存機能

EXコインは最高値の50%の価格を担保する機能が付いています。つまり、自分が買った価格の50%以下にはならない仕組みがあります。その原理は、時価総額の50%以上の法定通貨(USドル)を常時保管し、価格が下がった時に買いオペをするシステムです。
例えば日本ならば日銀のように世界各国に中央銀行がありますが、EXコインには「デジタルセントラルバンク」というAIが管理する独立した機能があります。これがEXコインの価格を調整します。

ドル紙幣

EXコインは、USドルによる外貨準備高を保有しています。
EXコインの価格が最高値から下がってきて50%未満になる可能性が出てきた時には、保有しているドルを使用して買いオペ(市場から買戻し)を実施します。
逆に、価格が1ドル高値更新するたびに、最初の1枚がデジタルセントラルバンクから売りオペとして発行される仕組みがあり、これによって買いオペを行うための資金(USドル)が自動的に確保されます。

価格が半分以下にならないということが投資家たちに浸透すれば、現実的にはAIによる買いオペが実施される前に50%未満の直前のところで市場から大量の買いが入ることが想定されます。
そして、ある程度のボリュームができた場合にはEXコインの価格は継続的に上がっていくことが予想されます。

EXコインは法定通貨と1対1でペグされて価格が固定するステーブルコインではなく、価格が変動するユーティリティトークンです。
EXコインは、ドルを保有しつつ価格が上昇するため、仮想通貨と法定通貨のいいとこ取りをしているのです。


高いセキュリティレベル

EXコインは、ブロックチェーンではなく、FeliCaのシステムをベースに作られています。
Felicaはセキュリティレベルを評価する国際指標でEAL6+を取得しています。これは量子コンピューターに耐性のあるレベルです。
ちなみに、銀行のシステムアプリやATMはEAL4です。EAL7は軍事機密レベルになります。

セキュリティ

さらに、EXコインには、特許を取得した3つのデーターベースがお互いに監視をするセキュリティシステムがあります。
1つめのデーターベースは、ブロックチェーンのように時間と共に取引の内容を記帳するシステムです。(※EXコインにはマイニングはありません。)
2つめのデーターベースは、個人の銀行口座にあたるものをサーバー上に構築し、そこに記録を取るシステムです。
3つめのデーターベースは、コインに通し番号(コインID)を振り、それがトレースされるシステムです。一般の紙幣にも通し番号がありますがトレースは出来ていません。

これら3つのデーターベースがEXコインの居場所や取引履歴を管理し合っているため、もし1つのデータベースがハッキングされたとしても、他の2つのデーターベースが瞬時に異常を察知して0.2秒後には異常のある方をAIが修正する仕組みになっています。
また、3つのデーターベースはそれぞれ別々のサーバーで別々の場所に設置されることにより、自然災害などによるクラッシュを回避します。

ローコストオペレーション

トラック

EXコインは、すでに完成している技術を利用しているため、開発コストが掛かっていません。
また、EXコインは運営のほとんどの工程をAIが行うため、人件費が掛かりません。

例えばアメリカの場合、紙幣や硬貨を流通させるための運搬や警備などに掛かっている費用は年間20兆円と言われています。日本の場合は2兆円です。
スウェーデンなどの雪国は、運搬に費用が掛かり過ぎる上になかなか届かないという事情があるためキャッシュレス化が進んでいるのです。

さらに、EXコインはマイニングを行わないので電気代が掛かりません。
現状設置されているサーバーだけで全世界の決済の1/3を代替することができます。そのためにかかる電力はわずか毎時電球70個分であり、サーバーの数を追加することでさらに拡張することも可能です。

EXコインの買い方

EXコインは2018年11月30日、BigBossグループが運営する仮想通貨取引所FOCREXに上場しました。
FOCREXのチャートは外部に公開されていないため、現在のチャートを見るためにはこの取引所に口座を開設してログインする必要があります。
FOCREXでコインを購入するためには、まずBigBossに口座開設を行う必要があります。
BigBossとFOCREXの口座開設方法についてはこちらのサイトで解説されています。
EXコインは上場後約1年間は実用化を行わない実証実験段階とされており、この期間が経過した後は他の取引所にも上場させる計画があります。
また、日本国内の取引所とも交渉中であるという噂もあります。

【動画】EXコインとは?