ジャスミー(Jasmy)の事業内容
更新: 2020年10月9日
ジャスミーは、世界初のIoTにブロックチェーンを組み合わせたプラットフォームを作ります。そして、IoT技術をあらゆる業種の産業において使える仕組みを提供します。
グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4社が「GAFA」と呼ばれ、これらが世界を大きく変えたと言われていますが、ジャスミーは日本の企業がGAFAに匹敵するインパクトを世界に与える事業を立ち上げて日本経済を支え活性化させようという理念を持っています。
このプロジェクトは元ソニー社長の安藤國威(あんどう くにたけ)氏らソニーのカリスマたちが中心となって進められており、また元ソフトバンクのCTOで日本に初めてアイフォンを導入した吉田健一氏も関わっています。
新着情報
- 2020.04.16 ジャスミー ホワイトペーパーが公表されました。
https://www.jasmy.co.jp/images/whitepaper.pdf
目次
IoTとは何か
IoTとは“Internet of Things”の略で、簡単に言うと私たちの日常生活のあらゆる場面をインターネットとつなげることです。
例えば、車の自動運転、スマホで家電を操作したり戸締りをする、自宅に居ながら医師の診断を受けるなど。
IoTとAI(人工知能)とは密接な関係があり、AIが快適な生活を提供していくためには必ずIoTが必要になります。
IoTの世界市場規模は2020年までに247兆円、2030年までに404兆円に達するだろうと言われています。
ジャスミーは世界初、IoTのプラットホームにDAppsが融合
ジャスミーでは、世界初、IoTのプラットホームに大手企業が開発するダップス(DApps/ decentralized applications)を組み合わせます。
ダップスとは、スマートフォンやパソコンなどで使用される「アプリ」にブロックチェーンを利用することで、中央管理者が存在せず、ユーザーがみな同じ情報を共有することができるもの。すなわち分散型アプリケーションのことです。
中央サーバーが無いため、アプリケーションのすべてのユーザーがみな同じ情報を共有することが出来ます。また、その記録が改ざんされないことをブロックチェーンが保証します。
世界で最初のダップスと言われているのがビットコインであり、現在は取引所(分散型取引所)やゲーム、予測市場、ID認証といった分野で開発が進んでいます。
ジャスミーの提携企業
SingleSource
SingleSource(シングルソース)は、個人の審査情報をブロックチェーン上で安全に保持および管理活用するためのプラットフォームを提供しています。
現状は企業による個人情報漏洩事件が世界中で起きており、個人が企業に情報を渡す場合の管理体制は脆弱であると言えますが、IoTをブロックチェーンと融合させることによって分散型のデータ管理が可能になるためセキュリティーの保証をすることになります。
Centrality
ジャスミーは、ブロックチェーン開発ベンチャーのCentrality(セントラリティ)と戦略的提携を結びました。Centralityは CENNZトークンを発行していることで知られています。
ジャスミーの持つIoT技術とCentralityの持つ先進的ブロックチェーン技術との融合により、インターネットを通じてモノを動かす時に生じる時間の短縮を実現させます。
VAIO
ジャスミーは、Sonyの子会社でPC事業に特化している「VAIO」と共同事業を進めていくことになりました。
この提携によりIoT とブロックチェーン技術を使った新たな商品やサービス・アプリケーションの開発を進めていきます。
※写真はVAIOが開発した指紋による本人認証デバイス
ジャスミーの加盟企業
業種の垣根を超えたプロジェクトになるため、ジャスミーには数年以内に2~3千社の加盟が見込まれます。
その中でジャスミー専用のビジネスが開発され、さらに大型IT系ブランドと提携し新製品が誕生する可能性があります。
ジャスミー・トークンの将来性は
ジャスミーはTGE案件
ジャスミーはTGE(Token Generating Event)リストに登録されました。
TGEリストとは、ICOに対して客観的に精査を行う団体であるCTIAが、ホワイトペーパー、ロードマップ、開発チームなどを審査し、一定の「信頼性」を備えた案件をリストに掲載するものです。TGE規格の案件はまだ数えるほどしかありません。
CTIAによる信頼性の評価の際には以下の3点が重要視されます。
① 調達資金の使途の明確化
② プロジェクトの方向性
③ 法律に違反する内容が含まれていないか
このプロジェクトを率いている安藤氏は、元ソニー株式会社社長で、また資本金700億円で2007年には個人保険契約高が30兆円を超えたソニー生命の創業者でもあり、カリスマ経営者であると言って間違いありません。
ジャスミーは法令を遵守していたため、現在まで一般セールを行わず縁故販売のみしか行っておりません。法的に言うと、ジャスミーはICOのトークンセールではなく債権譲渡になります。したがって、希望しても参加出来なかった大口投資家も多いと言われています。
また、今後IoTの事業が伸びていくことは間違いなく、なおかつ運営組織に信頼性もあることから、ジャスミー・トークンは長期的な期待値が無限大であると言えるでしょう。
世界企業を再びつくる ソニーのカリスマたち
ソニーが日本発のグローバル企業へと飛躍する時代を歩んだカリスマたち。ソニー退任後に選んだのはスタートアップ企業を興し、もう一度世界へと踏み出す道だ。
「(あらゆるモノがネットにつながる)IoTのプラットフォーマーとして世界に打って出よう」。2005年まで5年間ソニー社長を務めた安藤国威氏(76)。熱のこもった口調で話しかけた相手は元ソニーの吉田雅信氏(60)と佐藤一雅氏(61)だ。3人は16年4月、ジャスミー(東京・渋谷)を設立した。
安藤氏は経済産業省の委員会の座長や、起業家育成などを視野に入れる長野県立大の理事長を務める。突き動かすのは「日本発のイノベーションを興したい」という思い。吉田氏がソフトバンク退社後に手がけていたIoT技術を元に、自身ももう一度世界に挑む。
ジャスミーは組み込むとIoT商品になる機器やシステムを開発。住宅や食品などの大企業との協業を模索する。安藤氏は周囲に「人生100年」と話し、立ち止まる気配はない。...
[ 2018年6月17日 日本経済新聞 ]