FCoin(Fコイン)は破綻ではなく計画倒産と出口詐欺の疑いが濃厚

Fcoin

2月17日、仮想通貨取引所FCoin(Fコイン)は実質的に経営破綻状態にあることを発表しました。
現在はサービス停止、出金停止になっています。

FCoinは2018年に設立された独自通貨FTを発行する中国系の取引所で、取引への貢献度で還元される取引マイニングシステムを看板にしていました。
FCoin側の説明によると、2018年からのシステムバグが原因で配るべき配当を上回る配当を配ってしまったこと。また、FTの価格が暴落してたくさんのユーザーから非難を受けたため、会社に蓄積されていた資金をFTを買い支える資金として全部使ってしまったことなどを経営破綻の理由としてあげています。
極端に管理体制の甘い経営を続けてきた会社だなという印象のこの不自然な説明に対しては、ユーザーたちからは疑惑の声が上がっています。

現状FCoinが支払いが出来ていない金額は700~130億円相当にのぼり、今後の顧客資産の返金は長期間になるが、取引所資産や個人資産から返却分を割り当てる計画であるとの真摯な姿勢を示しました。
ところが一夜明けて、FCoinのコールドウォレットから、大量の仮想通貨がバイナンスやOKEx、Huobiなど多くの仮想通貨取引所に分散されて送金されていることが明らかになってきたのです。
FCoin側からは、システムの不具合が発生して復旧のめどが立っておらず、当該コールドウォレットからは出金が不可能な状況にあると発表されていたはずでした。
このような事実から、本件は「出口詐欺(持ち逃げ詐欺)」である可能性が浮上しています。
バイナンスのCEOであるジャオ・チャンポン氏(通称CZ氏)は、SNSで本件について詐欺であると断定し、「2018年当初から、私はFCoinがネズミ講であると警告していた」とコメントしています。

昨年はICOによって日本人から多額の資金を集めて開設されたDXエクスチェンジが倒産しましたが、FCoinにも日本人のユーザーが相当数いたものと予想されます。
このところ仮想通貨取引所は供給過多の状態にあり、倒産が囁かれている取引所は他にも多数存在しています。
自分の資産を預ける場合は、その取引所の経営体質をよく精査してから預けるようにしましょう。

参照:コインポスト
https://coinpost.jp/?p=133311
https://coinpost.jp/?p=133431